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祝辞

  • 4月9日
  • 読了時間: 4分
祝辞
祝辞

新入生の皆さん、また、保護者の皆様、本日はご入学誠におめでとうございます。難関を突破された皆様を本日ここにお迎え出来ることを同窓生を代表してこころよりお祝い申上げます。

今年、わが校は創立五〇周年の記念すべき節目を迎えます。創設から多くの皆さんのご尽力で県内でもキラリと光る教育成果を出し続ける学校に成長しました。

さらに本日入学された皆様が将来の夢に向かって充実した3年間を過ごし成長して巣立たれることが、そのまま我が校の新しい歴史となります。

 

郡山高校は昭和五十二年。郡山市内に2つ目の普通科男子校の新設という市民の熱望で誕生しました。今では考えられませんが当時の福島県、特に県中地区の中学生浪人は社会問題化し本校の開校はその解決策として大きな期待が寄せられていたようです。郡山市に2つめの普通科男子校として市民の期待、そして伝統校以外の進学校の新設は県民の大きな注目を集めました。それが当時の地域社会のニーズであり、我校のルーツです。それから半世紀、世の中の価値観や高等学校教育に対する社会的ニーズは多様化しています。大切なのはみなさんひとり一人が高校三年間を通じて自分の人生の夢の実現にいかに近づけるかということだと思います。それは単に試験の総合点数だけではなく、自主性と多様な価値観を認め合うことからスタートするのではないでしょうか。昨年、合唱部が声楽アンサンブルコンテスト全国大会に出場し見事日本一に輝きました。この快挙を報じた新聞記事の中で顧問の先生のコメントが大変印象的でしたのでご紹介します。見出しは「信頼・全員が指揮者」です。そこにこう書かれています。「指揮者を立てない歌唱は音楽の方向性を示す存在がいない。その分、曲を前に進めるには歌い手の呼吸や作品に対する共通理解が大事になる。音楽への熱意に満ちた部員が集い、普段から先輩・後輩を問わず意見交換してきた・・」。とありました。まさに、これぞ郡高らしさ。と思いました。

皆さんご存じの通り我が校は文武両道の学校として高い評価をいただています。大学進学実績は県内屈指、部活動においては全国トップの合唱団をはじめ多くの部活動が強豪として活躍しています。郡高って厳しい学校?そうではありません。

とにかく、みんなひたむき。勉強も部活も自主性のなかで両立し集中している生徒が多いそうです。もちろん先生方のご指導そして先輩方から脈々とひきつがれた精神と伝統もあるでしょう。そうした成果の積み重ねがこの度の県内初の進学系探究科の設置につながったものと考えます。我校は創立50年という比較的若い高校です。創立当初は伝統校に追いつけ追い越せという先生方の情熱にあふれていました。50年経った今はそれだけではなく、県を超えて無二の存在感を放つ続ける学校になったと思います。これは県教育委員会、歴代校長先生はじめ多くの熱いご指導。またPTA役員とそのOBの方々や同窓生各位のお力添えのお陰であることも忘れてはなりません。この場をお借りして御礼申し上げます。新入生の皆さん文武二刀流は簡単な事ではありませんし強制されるものでもありません。それぞれの夢の実現に向かって勉強に集中することは勿論。部活動で個性と才能を存分に発揮するもよし。文武両道の精神で築き上げてきた本校の校風はすべての生徒の夢の実現のためにあります。この伝統と先進の精神でさらに新しい歴史を築いてください。

保護者の皆さん。本日はおめでとうございます。先生方曰く。郡高生は入学後に伸びるそうです。ここから三年間のお子様の成長を見守られ、そして貴重なアドバイスを宜しくお願い申し上げます。

最後になりますが、新入生の皆様のご健闘と母校の益々の発展を祈念いたしまして同窓会長としての祝辞に代えさせていただきます。本日は誠におめでとうございます。

 

令和八年四月八日

福島県立郡山高等学校同窓会

第四代会長 中島武彦


 
 
 

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