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2024年 郡山高校 入学式に出席致しました。



本年も晴れて、初々しい新入生を迎えることができました。

これからの未来を作っていく新たな郡山高校の生徒たちを、引き続き我々同窓生で支えて参りましょう。


入学式に参加いたしました、会長 中島による祝辞を下記に残させていただきます。



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祝辞


新入生の皆さん、また、保護者の皆様、本日はご入学誠におめでとうございます。

難関を突破された新入生の皆様を本日ここにお迎え出来ることを同窓生を代表してこころよりお祝い申上げます。

わが校はこの春開校四十八年目を迎えました。

皆様がこれから将来の夢に向かって充実した3年間を過ごし成長してここを巣立たれることが、そのまま我が校の新しい伝統となります。その期待を込めて少しお話をさせていただきます。


郡山高校は昭和五十二年。

郡山市内に2つ目の普通科男子校の新設という市民の熱望と大きな期待のもと誕生いたしました。

当時の新聞によると福島県、特に県中地区の中学生浪人は社会問題化し本校の開校はその解決策として大きな期待が寄せられていたようです。


郡山市に2つめの普通科男子校として市民の期待、そして福島県として伝統校以外の進学校の新設は画期的ともいえるものでした。それが当時の地域社会のニーズであり、我校のルーツです。

それから約50年の間、世の中の価値観や高等学校教育に対する社会的ニーズは多様化していると言えます。大切なのはみなさんひとり一人が高校三年間を通じて自分の人生の夢の実現にいかに近づけるかということだと思います。


それは単に試験の総合点数だけで判断される事だけではなく、多様なアプローチがあるはずです。


皆さんご存じの通り我が校は文武両道の学校として各方面から高い評価をいただています。

大学進学実績は県内屈指、部活動においては全国トップの合唱団をはじめ多くの部活動が強豪として活躍しています。

記憶に新しい昨年も野球部が夏の県大会では公立高唯一のベスト4進出。

惜しくも準決勝で敗れましたが、スタンドの多くの県民の皆さんからの温かい拍手は感動的でした。

何で郡山高校ってこんなにすごいの?私も良く聞かれます。

ある先生に聞いてみました。

かなり厳しくご指導をされてるんですか?。そうではないそうです。

とにかく、みんなひたむき。

勉強も部活も自主性のなかで両立し集中している生徒が多いそうです。

もちろん先生方のご指導そして先輩方から脈々とひきつがれた精神と伝統によるものでしょう。


我校は四十七年という比較的若い高校です。

創立当初は伝統校に追いつけ追い越せという先生方の情熱にあふれた学校でした。

今や県内でも無二の存在感を放つ続ける学校となりました。

これは県教育委員会、歴代校長先生はじめ教職員の皆様の熱いご指導。

またPTAそしてそのOBの方々や同窓生各位のお力添えのお陰であることも忘れてはなりません。

この場をお借りして御礼申し上げます。

ありがとうございます。


文武の二刀流は誰でもできるものではありませんし強制されるものでもありません。

それぞれの夢の実現に向かって勉強に集中することは勿論。部活動で個性と才能を存分に発揮するもよし。

文武両道の精神で築き上げてきた本校の校風はすべての生徒の夢の実現のためにあります。

伝統を守る学校ではなく自分たちで作れる学校なんです。


保護者の皆さん。

本日はおめでとうございます。

先生方曰く。郡高生は入学後に伸びるそうです。

ここから三年間お子様の成長を見守られ、そして貴重なアドバイスを宜しくお願い申し上げます。


最後になりましたが、新入生の皆様のご健闘と母校の益々の発展を祈念いたしまして同窓会長としての祝辞に変えさせて頂きます。


本日は誠におめでとうございます。

     

令和六年四月八日


                     福島県立郡山高等学校同窓会

第四代会長 中島武彦




                          

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